奏でること、歌うことといった芸術活動をはじめとし、表現することすべては肉体や精神と密接に関わっています。
虎爪鍼灸室はからだとこころを包括的に捉え、対話を大切にしながら【表現者のための鍼灸】にも取り組みます。
【このような方は特におすすめです】
★テクニックに気を取られいつの間にかしなやかな表現ができない状態になっていた
★呼吸が浅くなりがちで、細やかなニュアンスを表現しきれない
★いつもどこか力みがあり、無理な発声、演奏をしてしまう
★思い悩むことが多く自分の理想とする表現ができない、わからなくなっている
★より精神的にも肉体的にも自由な状態を作り、キープしたい
★新しいひらめきや自分の可能性を追求したい
★ニュートラルな時間を作りたい、とにかくリラックスしたい
[なぜ、表現者のための鍼灸なのか]
鍼灸師である私自身が幼少よりヴァイオリンを習っておりました。ピアノや声楽も教養程度にやっておりましたが一番長く弾き続けたのはヴァイオリンで、これを通じ多くの経験を得ました。
生きること、表現をすることなどに喜びを感じつつも、同時に音楽を通じて自分に向き合う時間は時に苦しくもありました。
物心ついたころにはなんとなく弾いていたヴァイオリンでしたが、成長するにつれ、からだの固さを注意されることが多くなり、思い悩む日々を過ごしていました。
やがてあることをきっかけに、こころとからだの深いつながりに気づき、「からだの脱力の仕方」に気づきます。
あの頃の私と同じような悩みを抱えている方のお役にたてるなら、と思い【表現者のための鍼灸】をやっていこうという思いに至りました。
たった一人で長年の思考の癖、からだの癖を完璧に取り外すのは至難の業です。
私は決してプロの演奏家ではありませんが、自分自身の経験が少なからずお役に立つのではないかと考えています。
【表現者のための鍼灸】、ぜひ一度体験してみてください。
なかなか時間をとることができないという方には出張治療も行っています。
楽屋や稽古場などご希望の場所でベッドやマットが置けるスペースさえあれば施術可能です。
単発〜一定期間の帯同も行います。
★舞台が連日続くのでケアしたい
★地方遠征中にケアが必要なので帯同してほしい
等、ご希望に沿ってスケジュールをご提示ください。
より細やかなケアによりパフォーマンスを高めるお手伝いをいたします。
※金額などはスケジュールをお伺いした後、相談の上決定いたします。
このような例えが的確かはわかりませんが、「心身は表現の道具」と考えています。
歌唱や朗読など、声を出す仕事の場合はからだそのものが楽器のような位置付けになります。また、楽器演奏や舞踊などもからだそのものが大きく関与しています。
そしてこころとからだは密接に繋がっていますのでいずれも軽視できません。
虎爪鍼灸室ではまずからだにアプローチしていき、心にも響かせるような施術を行います。
今、あなたが表現する上で何かに悩んでいるならば、まずからだを見直してみましょう。
からだはあなた自身を表現しています。しなやかなからだは表現をより豊かなものへと導くでしょう。
呼吸をすること。
それは生命活動には不可欠で、誰しもが当たり前のように行っていることです。
呼吸は表現する上で非常に重要と虎爪鍼灸室では考えています。
呼吸、その息づかいそのものが表現の一部であったり、声楽や演奏であれば呼吸のタイミングは音楽全体の流れに大きく影響していきます。
表現する上でその呼吸がうまくできない、気づくと息を止めてしまっている、必要なタイミングで呼吸がしづらく表現全体が思うようにいかない。
または何が理由かわからないが呼吸しやすくなって初めて自分が思うようにいかなかった理由に気づけることもあるでしょう。
また、口腔筋機能が正しい状態ではないために呼吸に問題が起こる場合もあります。歯科衛生士としての経験も生かしつつ包括的なアドバイスも行います。
からだとこころをより自由にしていくこと。その条件の一つとして呼吸に着目して鍼灸を行っていきます。