筋膜リリースが痛くて死ぬかと思って閃いた

 

交通事故から半年以上経過し、体も動くようになったのですが長い期間痛みと不具合を抱えて、楽器も弾けないし自分にとって普通のことが普通にできない日々は心身ともに影響が大きかったように思えます。

 

そんなこんなで「今の私の状態を一度その道のプロに見てもらおう」と思いつきパーソナルトレーニングジムの体験をしてきました。しかも二か所も。

 

結果としては非常に面白くて、体のしくみはわかってるつもりではありつつも、トレーナーさんの話にかなり引き込まれていろいろ勉強にもなりました。

 

ト:「今回来た目的は?」

 

私:「ええと、老後も自立歩行したくて」

 

ト:「そうじゃなくてもうちょっと身近な目標ないですかね」

 

私:「・・・。(結構切実なんだけど・・・)」

 

こんな会話をしつつ30分は体の動きや関節可動域、動作時の様子を観察されたりいろんなテストをして、60分はトレーニング。

 

その中で筋膜リリースをしてもらったんです。

 

筋膜リリースってイメージとしてはソフトタッチで圧をじっくりかけてソフトなうんたらかんたら、みたいなものだと思ってましたが、とんでもなく激痛でした。

 

それだけ状態がよろしくなかったということなんですけど、死ぬかと思うくらい激痛過ぎたので、帰宅してから鍼を打ちまくりました。

 

筋膜が委縮や癒着すると筋肉の柔軟性が損なわれるので動きに制限が出てきます。

 

そこで筋膜リリースをするわけですが、激痛が走るくらいの状態であれば事前に鍼を打ってからやったほうがいいよね、と思ったわけです。

(実際触られるまでそこがそんなに痛いと自覚してなかったのですが)

 

そこでこんなことを思い出しました。

ある患者さんはカイロプラクティックの施術を受けていて、鍼灸を受けた翌日にカイロプラクティックを受けたら「今日は筋肉が柔らかいですね!」といわれたそうです。まあそりゃそうです。

柔らかい状態からのスタートであればきっと施術もよりスムーズにいったのではないでしょうか。

 

鍼灸だけでも事足りる場合もありますが、より早く目標にするコンディションにたどり着くためにはこのように組み合わせていくと良いのだろうな、と改めて感じました。

 

鍼灸への理解を広めていろんな場面に鍼灸が応用できることを知ってもらいたいなと感じました。痛みも少なく筋肉をやわらげることができるんだから良いに決まってます。激痛が続くと自律神経にも影響出てきますし・・・。

 

ちなみにトレーナーさん曰く「やみくもに筋トレするよりまず筋膜リリースからがいいですよ」とのことなのでこのところ自分に鍼を打ちまくっています。

わたし、やわらかくなあれ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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